2020年 年頭の辞
謹賀新年
皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
昨年は小生、6月に左目の白内障手術をしました。幸いよく治りまして、秋頃にはすっかり復調しました。また、昨年は、かつて長い間お世話になった鈴鹿大学が25周年を祝ったと聞きまして、たいへん喜ばしく思いました。
「10年間で200万字」の目標を掲げてから、すでに2年経過してしまいましたが、書いてはいるのです。12月24日現在、本文だけで672,622字まで来ました。なかなか区切りの良いところに達しないのでUpできないでいましたが、今年前半のうちには達成します。
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で、本年もよろしくお願い申し上げます。
*いや、本当に書いているのです。12月31日には、本文690,572字になっています。後期高齢者になるまでには、と思って頑張っているのですが、だいたい下記のとおりの構想になっていまして:
無条件降伏者の精神現象学
Ⅰ 2つの無条件降伏――本文48,463字で既にUP、しかしいずれ大幅に増補するつもり
II 戦争犯罪の処罰
(1)ナチス・ドイツを裁く ←今ここ もうすぐ終わるからUPする
(2)帝国日本を裁く
III 暫定的な憲法の制定
(1)後に憲法化する基本法ができる
(2)後に永久化する憲法ができる
IV 領土と防衛
(1)「諦め難きを諦める」という意味は?
(2)「国の交戦権は認めない」とは何方の声?
V 天皇制を抱きしめて?
**さらに上記赤字部分を詳しく書きますと:
ナチス・ドイツを裁く
1. 犯罪の糾明
非ナチ化/国際軍事法廷を開くという考え/ニュルンベルクの舞台準備
2. 検察の並々ならぬ努力
あらかじめ描かれた審理の構図/アナザー・ストーリーを拵え上げる/全方位侵略戦争を立証する
3. 人間として裁かねばならぬ罪があるから
カティンのことは措いてでも/ヒトラーにとってローゼンベルクとは何であったのか?/カルテンブルンナー弁護証人ルドルフ・ホェス
4 . ニュルンベルクの矜持
国家元帥ヘルマン・ゲーリング/外務大臣ヨアヒム・フォン・リッベントロプ/国防軍最高司令部長官ヴィルヘルム・カイテル
5. 判決が下りる ⇐今ここ
意外に少なかった「共謀」有罪/死刑は厳しすぎと思われている人たち/処刑――復讐するは我らにあり
6. その後
なので、本当にもう一息なのです。今年前半、できれば5月連休ぐらいを目標に励んでいます。全然サボってはいないのですし、元気そのものです。